今年の冬は久しぶりに冬らしく寒い日が続いています。
私の住まう北陸もここ数年は暖冬傾向が強く、目立った積雪も少ない年が続いていましたが、先日の大雪で改めてここは雪が降る場所だったんだ…と再認識させられた次第です。
今冬は首都圏をはじめとする関東や名古屋など、普段の降雪量の少ない地域でもまとまった雪が降っていますし、それに伴う交通障害や転倒による事故などが多発し、その度にニュース報道されていますね。
さて、私の住む北陸。
田舎だし、冬は日照時間が少ないし、やっぱり田舎だし。
魚が旨い!自然が豊か!くらいしか自慢する点が思いつかないのですが、この田舎暮らし雪国育ちが満を持してお教えするのは「雪道の歩き方」です!
こう見えても私、雪道の上を走り回れるんですよ。
(凍っているのはムリだけど。)
この記事に書いてあること
雪国育ちが一生懸命考えた雪道を転ばずに歩くポイントとは!?
よしよし、雪道の歩き方とな~と考えてみたのですが、歩くコツやポイントを考えてもパッとは浮かんでこないんですよね…。
自転車に乗れるまでは大変だった(であろう)ことも、一度乗れ始めると初めて補助輪を外した時のことなんか忘れてしまっているように。
雪の上での歩き方。凍った場所を素早く察知する眼力。玄関を出た瞬間に「本日の凍結具合」を察知できる感覚!
・・・これは雪国で育った故に体得できた財産なんですよね。
でもね、一生懸命考えました!!
その1~雪道で転ばないためにはきちんと靴を選ぼう!
いくら雪国育ちだからと言って、靴底がツルツルな革靴を履いていればそりゃ滑ります。もちろん転びます。
感覚的にはこちらでは、雪が降り始めた。若しくは積りそうという段階で長靴若しくはスノーブーツに履き替えるような人が多いように思います。
おしゃれをする必要のある方も、おしゃれをしたい方も、どうか雪の日だけは靴底にしっかりとしたミゾのある、滑らない靴で出かけて下さい!
昔は長靴と言っても可愛いものが少なくてちょっと抵抗感ありながらもしゃーなしで履いていましたが、近頃はおしゃれな物が増えてきてきていますしね。
その2~歩き方はペンギン歩き?それってどんな歩き方?
雪道はペンギン歩きで!とよく言われますが、私のイメージするペンギンの歩き方はぴょこぴょことホッピングしているか、身体を左右に揺らしながら歩いているかのどちらかです。
そんな歩き方をしていたら転んじゃうような気が…。
私の考えるペンギン像が間違っているだけかもしれないですがね…。
では、雪国育ちのヒト(私)はどんな歩き方をしているかといいますと
足裏を地面と垂直におろして歩く。です。
土踏まずをベターっと地面に張り付けるような感覚です。ペタっというか、ペチャっと慎重に一歩一歩おろしていきます。
その時の身体の重心は、常に前よりに持っていく感覚です。イメージとしては、重たい荷物を担いでいると自然に前のめりになってしまうあの感じです。
また前のめりになると次の足を着地させる場所が凍っていないかどうか、しっかりと見ながら踏み込めるのも良い点です。
逆に身体の重心を後ろに持って行ってしまうと、そのまま後に滑ってしまいやすくなります。
その3~当たり前ですが両手は必ずフリーにすること!
いくら寒くても、ポケットに両手を突っ込むなんて言語道断です。
ただでさえ転びやすい雪道。万が一転んでしまった場合のことを考えて、すぐに両手が出るようにしておきましょう。
ここまで書いてみて、当たり前のことやろ~!!よく言われていることやろ~!!と自分でも思ってしまいました。
しかし、当たり前の事でも意識しているのとしていないのでは結果は違うはず。
皆さんも注意して雪道を歩きましょう!
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